第7期育成講座第3回

第7期育成講座の第3回が終了しました。
第3回からはモジュール2、レントゲン分析について学びます。

新規の受講生は、モジュール1終了後からモジュール2までの間に自分自身のレントゲン写真を撮ってきていますので(きちんとした手順で実際にレントゲンを撮影してもらうことも非常に勉強になります)、自分自身の写真を使って分析を学んでいきます。

もちろんレントゲン写真を読むためのコツもあるにはあるのですが、やはり一番の近道はとにかく数をこなすことです。

休憩時間には、再受講生から自身の症例を使っての奇形などの紹介がありました。
これはその中の1例ですが、どこがおかしいか分かりますよね。

ちなみにこの症例ですが、明確な外傷歴は無いとのことでした。
外傷に起因する体調不良であれば、整形外科等でレントゲンを撮っているケースはあるかと思いますが、このケースはそうではなかったようです。
このケースで歯突起の骨折を知らずに頚椎を触っていたとしたら、取り返しのつかない問題が起きていたかもしれません。
このようなケースに出会う確率はそれほど高くはありませんが、可能性としてゼロではありませんので、分析をしてアジャストメントの方向などを出す以前に、安全を確認するための義務なのではないかと思います。

そして、新規の受講生がひたすら反復してレントゲン分析に取り組む中、再受講生は症例検討です。

このケースはどのように設定をするのか、どのように経過を見ていくのかなど、討論を行いました。

次回はモジュール2の後半、レントゲン分析の続きになります。

 

記:北川勇介

2020-11-18 | Posted in 育成講座No Comments » 

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