アトランタ視察旅行報告~その6~
機能神経学の施設見学では、日本との環境との違いに愕然としました!
次に機能神経学の施設を見学させてもらいました。
こちらでは薬や外科的アプローチを使わずに、体本来持っているホメオスタシス・自然治癒力を使い、脳と神経の機能を最大限に発揮させる事を目的とされています。
その中で一番印象的だったのがコチラの機械です・・・が、残念ながら画像がありませんので^^;
コチラから動画をご覧ください。→Gyarostimの動画
いや・・・罰ゲームやん(笑)
僕は一発目に「コレは罰ゲームやん!」って思いましたよ。
ですが、このGyarostim(ジャイロスティム)を使い、様々な神経システムを刺激し、脳のいろんな領域を活性化させる事が出来るようです。(上手く説明できませんが・・・)
そうする事で、ハイレベルなアスリートでも更にパフォーマンスの向上が見られたり、重症な神経障害の患者さんのQOL(生活の質)の改善まで見られているようです。
解剖の授業は全てデジタルでされています!
最後に再び校舎に戻り、解剖学の教室を案内してもらいました。
そこにはテーブル台ぐらいの大きさのタッチパネルが7~8台並んでいて、解剖の授業はこのようにタッチパネルで全て行われています。
専用のアプリを撮ると、このようにスマホでも表示させる事が出来ます。
カイロプラクティックの本場アメリカでの環境を見て来てまとめ
今回、僕自身初めてアメリカのカイロプラクティック大学を見学させていただき、良い意味で刺激を受けました。
帰国後、専門学校の時にお世話になった先生とお会いし、今回の報告をした時にその先生も20年前にスウェットオフィスからライフ大学見学と同じ行程だった事を聞きました。
その先生に教えて頂き、今でも守っている事があります。
この業界にいると「この治療法じゃあ治らへんやろ?」とかテクニックの批判をしてくる人がいてるけど、僕たちにはそういう事はするな!と・・・
なぜか?
どんな治療法も長い年月をかけて研究されて作られて進化してきてるねんから、たかだか10年、20年その治療法をやっただけで良いだの悪いだの、なんで言えるねん?
それはその治療法じゃあ治らへんのじゃなくて、その治療法を使いこなせなかった自分の腕が悪いんやろ?と・・・だから他の治療法の批判をするな!と・・・
20年前にアメリカでのカイロプラクティックの環境を見て、そう思われたのではないか?と、今回のツアーに参加してそう感じました。
現に僕は今回ライフ大学を見学させていただいて、こういう環境の中、教育が行われ、研究され、進化発展してきたわけですから、カイロプラクティックは医者であろうとも簡単に批判できる対象ではない!!という事を強く実感しました。
また、そのようなカイロプラクティックを職業として携われている事を誇りに思います。
その7に続く
記:作本正次