アトランタ視察旅行報告~その2~

資料室を出ると早速、原先生、作本先生、私の順でレントゲンを撮り、スウェットオフィスでのAOを体験させてもらいました。

自分の順番になるまでレントゲンを待っていると休憩中だったDR.ロイが私たちの所にやってきてくれました。
DR.ロイはこのオフィスにプライベートルームがあるようです。
初めて実像の大先生をお目に出来て感激しました。
この日はお会いできないだろうと聞かされていたからです。

90歳に近いというのに思いのほか背が高く、優しい笑顔で歓迎の握手をしてくれました。
レントゲン室の隣にある分析室で井上先生、北川先生がDR.ロイを囲み、お話をされていました。
一緒の空間にいることなど恐れ多いので、部屋の外にたたずんでいると、井上先生が遠慮なく入ってくるよう招き入れてくださいました。

英語での会話はほとんど分からなかったのですが、井上先生が通訳してくださり、AOが他のテクニックと比べ、最小限の力(3ポンド)でアジャストする点が非常に優れているのだということを、DR.ロイは熱心に話されているようでした。
私には、DR.ロイがAOを一番誇らしく思っていることはこのノンフォースの部分なのだな、と思いました。
そうしているうちにいよいよ私のレントゲン撮影となり、隣のレントゲン装置だけが置かれた小さな部屋に入り、側面、開口、正面、頭頂像の順に、4枚の頸椎写真を撮りました。
すぐに画像データが分析室にあるパソコンに送られ、画面上のレントゲンを見ながらマウスで線引きしていきました。
そしてついにDR.ロイ直々にアジャストしていただけるのです。
この日お会いできただけでも嬉しいことなのに、アジャストまで受けられるなんてなんてラッキーなことでしょう。

その3に続く

記:山崎勝代

2018-12-10 | Posted in 視察旅行No Comments » 

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